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2015-02-20 10:00

経済

東洋エンジニアリング・営業損失経常損失を計上

東洋エンジニアリング
営業損失、経常損失計上へ
プラント事業を中心に手がける「東洋エンジニアリング株式会社」は平成27年2月10日に、平成27年3月期第3四半期決算短信を発表した。
当期は売上高約2千1百億円(212,925百万円)と前年同期比26.9%増しであったものの、営業損失と経常損失をそれぞれ計上。金額は約89億円(8,955百万円)、約50億円(5,020百万円)になった。

様々な要因が絡み合う
今回の経営成績に関して東洋エンジニアリングは日本国内やアメリカでは景気回復に伴って緩やかな成長が見られたとしている。

一方減益の原因の一つとしてインドネシアでの損失を指摘している。東洋エンジニアリングではインドネシア向け化学肥料製造設備プロジェクトを進めていたが、試運転時に機械の不具合が発生。

機械の修理費用はもちろんのこと、工事業者や機械ベンダーからの求償対応が重なりコストが増加している。他にもアメリカでは石油化学製品製造設備のプロジェクトを進めていたが、こちらでは配管施工が不十分であったことから手直し工事を行いコストが増加している。

これらの様々な事態に対して東洋エンジニアリングでは、プロジェクト損失の再発防止に全社を挙げ取り組んでいくと発表している。


外部リンク

「第3四半期 決算説明資料」を掲載しました。
http://www.toyo-eng.com/

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