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2015-03-11 13:00

社会

ジョコ・ウィドド大統領 主要農産物自給の見解示す 今後数年で

農産物自給
人口が増加しても、農産物生産高向上でカバー
インドネシアは、世界の中における主要農産物の生産量はトップクラスである。しかし、同国は約2億5000万人の人口を抱えており、2010年における穀物受給率は89%であったことから、主要農産物の輸入を実施している。

しかし、ジョコ・ウィドド大統領は先週、今後3~4年間でコメなどの主要農産物を国内で自給することが可能であるとの見方を示した。
農産物生育条件に恵まれ、生産向上の余地あり
インドネシアは、農産物の生育条件に恵まれている気候であり、コメをはじめとして、コーンやキャッサバなど、世界のシェアにおいてインドネシアが大きな割合を占める生産物が多い。

同国における農林水産業人口の割合は40%程度であること、また、同国の農地面積は、日本の10倍以上であることから、農産物の生産高を向上させる余地は十分にあるといえる。

ジョコ・ウィドド大統領、農業生産向上のための基盤を整備
インドネシアにおける農産物の増産を図るため、ジョコ・ウィドド大統領は、灌漑施設の整備や農家に対し、田植機、トラクターなど農業機械の補助を行う準備を進めている。

ジョコ・ウィドド大統領は、先週、東ジャワ・ポノロゴ近郊の村を訪問した際に、
「政府としては、コメの輸入を行わない方針である。政府としても農家に対して支援を進める方針なので、農家の方々には、ぜひともコメの増産に取り組んでいただきたい(Jakarta Postより)」

と述べた。

(画像はイメージです)


外部リンク

Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/03/07/

農林水産省 インドネシア コメの自給を達成できない農業大国
http://www.maff.go.jp/primaff/koho/seika/project/pdf

はかせ塾 農業生産が伸びると人口が爆発する
http://hakase-jyuku.com/agri/entry104.html

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