インドネシアニュース

岸田文雄外相は14日、インドネシアのユスフ・カッラ副大統領と会談を行った。ユスフ・カッラ副大統領は、14日より仙台市で開催されている「第3回国連防災世界会議」に出席するため、日本を訪問した。
会談において、岸田大臣からは、両国間の貿易・投資を拡大し、相互互恵の経済関係を一層強化したいこと、また、インドネシアが進める地方開発、格差是正、輸出増大を支持するとともに、支援していく旨を述べた。

また、今年は戦後70年の節目の年であるが、日本の平和国家としての歩みは不変であり、国際協調主義に基づく積極的平和主義の下で、地域と国際社会の平和と安定に一層貢献していく旨を述べた。

また、カッラ副大統領からは、日本企業の対インドネシア投資意欲が高く、経済関係を強化していきたいこと、また、地震、津波などの災害を頻繁に経験する両国が経験を共有することは重要である旨を述べ、さらに、アチェ大地震の際の日本からの支援に対して謝意が表明された。

23日には、ジョコ・ウィドド大統領が日本を訪問する。訪日中に、安倍首相との会談を予定しており、会談においては、経済協力においての協議が行われる見通しである。今月は、日本とインドネシア間における会談が続くことから、今後、両国間の連携がより強化されるものとみられる。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

外務省（プレスリリース）
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release