2015-03-19 10:00
経済
インドネシア 政策金利を7.5%に据え置き

ルピアが下落傾向であることから、政策金利据え置きを決定
インドネシア中央銀行は17日、政策金利を7.5%に据え置くことを決定した。2月におけるインフレ率は6.29%となり前年を下回っているが、ドルに対するルピアの相場が下落傾向であることから、政策金利の維持を決定したものである。なお、政策金利据え置きの決定後は、1ドル=1万3165ルピアとなっている。2月の政策金利引き下げは、予想外のもの
インドネシアの政策金利は、今年1月時点で7.75%であり、2月の時点では、市場では政策金利を維持する見方が強かったが、2月に政策金利を0.25%引き下げて7.5%とした。これは予想外の利下げとなった格好であった。同国においては、原油価格や食料品の値下がりが要因となり、インフレ率は低下する傾向にある。なお、インドネシア中央銀行は、今年と来年のインフレ率の目標を、3~5%程度にするとしている。
また、同国の経済成長率は、2007年から2012年にかけては6%台の経済成長を維持してきたが、2013年以降は5%台へと低下している。なお、ジョコ・ウィドド大統領は、今年の経済成長率の目標を5.7%に設定している。
外部リンク
RAPPLER
http://www.rappler.com/world/regions/asia-pacific/
The Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/03/17/
世界経済のネタ帳 インドネシアの経済成長率の推移
http://ecodb.net/country/ID/imf_growth.html
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