インドネシアニュース

東京ガスは、4月からジャカルタ事務所を開設すると発表した。

同社は、「チャレンジ2020ビジョン」の実現に向け、グローバルな事業展開を加速する戦略をとっている。その一環として、2014年12月に、東南アジア地域での事業・投資活動の統括拠点として、東京ガスアジア社をシンガポールに設立した。

また、現地での基盤構築・新規事業案件の調査等を機動的に行うため、2015年2月11日にベトナムのハノイに、3月10日にインドネシアのジャカルタに、それぞれ駐在員事務所を設立し、4月から開設する運びとなった。

同社は、今年2月に、プルタミナ社と液体天然ガス（LNG）バリューチェーン構築に関する戦略的協力協定を締結するなど、LNGの調達からインフラ構築、需要開発に至るまで、インドネシアにおける幅広い事業活動での連携を検討している。

2月の協定締結時には、具体的な内容は未定だったが、これで進展がありそうだ。

年内に、タイのバンコクにも駐在員事務所を設立する予定であり、同グループの持つ総合エネルギー事業に関わる技術・ノウハウを活かし、東南アジア各国において、エネルギーの受け入れから供給までのバリューチェーンを展開するとしている。

外部リンク

東京ガス プレスリリース
http://www.tokyo-gas.co.jp/Press/20150326-05.html