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2015-03-27 21:00

社会

インドネシアでも『がん』の死亡数が上昇

キャピタルメディカ
経産省委託 平成26年度 医療機器・サービス国際化推進事業「がん化学療法センター実証」最終報告完了
キャピタルメディカは、経済産業省からの委託事業として進めてきた「インドネシアがん化学療法センター実証調査事業」について、3月25日に最終報告を行った。

この事業は、キャピタルメディカを代表とし、双日株式会社、株式会社DICなどとコンソーシアム形式で実施されたもので、インドネシアのOMNI病院に、日本の質の高い画像診断システムとがん化学療法運営システムを導入し、その有用性について実地実証を行うというもの。

詳細については、経済産業省およびキャピタルメディカのホームページにて、順次掲載される予定。

日本式医療を輸出 インドネシアローカルマーケットに適合できるか?
近年、インドネシアにおいても『がん』による死亡数が増加している。しかし、『がん』の早期発見から治療までの総合診療サービスを提供する体制は確立していない。

今回の実証調査では、日本人医師による遠隔画像診断(セカンドオピニオン提供)を実施。化学療法の治療プロトコルや計画書の策定を支援し、日本式の抗がん剤の準備から患者への薬剤投与、副作用対策までの一連の工程を、実地で検証した。

また、日本式の医療へ対する理解を深めるため、OMNI病院の医師、看護師、放射線技師等を日本に招き、鎌ヶ谷総合病院、東札幌病院をはじめとする6病院で研修を行った。

同社は、日本式の医療を提供しつつ、インドネシアのローカルマーケットに適合させる方法を模索している。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

株式会社キャピタルメディカ プレスリリース
http://capimedi.com/pressrelease/2015/03/3723/
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