2015-03-25 18:00
進出
パソナ 日系企業の人材需要拡大に対応

現地企業を子会社化
パソナグループは、3月24日、同社取締役会において、インドネシアの人材サービス会社「PT.デュータグリヤ・サラナ(DGS社)」の株式49.0%を取得し、子会社化する方針を決めた。パソナグループは、平成24年1月にPT.パソナHRインドネシアを設立し、人材紹介と人事コンサルティング事業を既に展開している。
日系企業から、現地のマネジメントや従業員を育成・研修するサービスの提供を望む声が多く寄せられていたが、インドネシアにおける外資参入規制により、早期のサービス提供が難しいため、DGS社を子会社化することを選択した。
人材紹介のみならず、労務管理や人材育成のノウハウが注目の的
インドネシアは、自動車産業界をはじめとした多くの日系企業が進出しており、今後も高い成長率を期待されている。日系企業を中心に、パソナグループの提供する人材派遣のほか、労務管理や従業員満足度向上のためのノウハウ、現地のマネジメントや従業員を育成・研修するサービスなどに注目が集まっている。
一方で、インドネシア国内有数の人材派遣会社であるDGS社は、金融やITなどの専門分野を得意とし、銀行や保険会社、メーカーなど様々な業界の大手企業と顧客契約を結んでいる。
今後、同社がパソナグループのサービスメニューやノウハウを活用することで、現地企業の顧客を新規開拓し、さらなる成長を期待できる。
パソナグループは、日系企業の“人財”戦略と成長を支えるパートナーとして、日本国内と同水準の人材サービス会社をインドネシアにおいても展開するとしている。
外部リンク
パソナグループ プレスリリース
http://www.pasonagroup.co.jp/news/public/20150324.pdf
株式会社パソナグループ
http://www.pasona.co.jp/index.html
関連する記事
-
2017-02-13 11:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-19 07:00
-
2017-01-18 23:45