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2015-04-09 02:00

経済

互いに経済成長を目指す、中国とインドネシア

経済フォーラム
中国、インドネシア経済協力フォーラム
27日、中国・インドネシア経済協力フォーラムが北京の人民大会堂で行われ、李克強首相とジョコウィ大統領がそれぞれ演説した。

李首相は、「中国が国際市場でも競争力を持ち、工業化の推進を加速させていることを強調。共に人口大国である両国の市場の潜在力の高さから、その工業化は相互補完性の強い段階にきている」とした。

中国の生産力をインドネシアのインフラ整備や工業化計画に生かし、インドネシアと中国が互いに発展することは、非常に意義深いこと、とコメント。互恵共栄の実現に期待を示した。

ジョコ大統領もインドネシアの経済の潜在力は高さを語り、高速道路、港、空港やエネルギー関連施設などのインフラ整備、工業団地の建設が急務である、とした。また、中国との協力関係を強化し、良好な投資環境を提供できる、とコメントした。

中国輸出入銀行からの融資
そのフォーラムの際に、合意に達した中国輸出入銀行から12億ドル(約1430億円)の融資。この調達資金で、スマトラ南部の石炭火力発電所が建設され、2019年半ばに稼働する計画だ。出力124万キロワット、総工費は15億9000万ドルの巨大プロジェクトだ。

このプロジェクトは、ブキット・アサムと中国国有電力会社、中国華電の子会社が設立する合弁会社「ホアディエン・ブキット・アサム・パワー」によるもの。発電所の建設と運営をしていく。インドネシア国営電力会社PLNとの25年間の売電契約を締結している。

(画像はイメージです)


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