2015-04-21 11:00
社会
2016年の再生エネルギー予算 10兆ルピアに

今年の10倍の規模、大幅な伸びを示す
エネルギー鉱物資源省は、来年の再生エネルギーに関する予算を10兆ルピア(約920億円)とする計画である。今年の予算額は1兆ルピア(約92億円)であるが、その10倍の規模となる。インドネシアでは、経済発展と人口増に伴い、エネルギー需要の伸びが著しい。同国では、石油・天然ガス・石炭などのエネルギー資源を自国で産出しているものの、スディルマン・エネルギー鉱物資源相は、今後のエネルギー需要の伸びにより、10年後にはエネルギー資源の輸入国に転じるとの見方を示している。
化石エネルギー主体から、新・再生エネルギー活用へ
その対策として、インドネシア政府は、現在の化石燃料主体のエネルギー構成から、エネルギーを多様化させる方針を掲げている。具体的には、液化石炭、ガス化石炭、水素などの新エネルギーと、地熱、風力、太陽光などの再生可能エネルギーである。今後のエネルギー需要の増大に対応するために、同国政府は、新・再生可能エネルギーを同国における重要なエネルギー資源であると位置づけており、エネルギー資源の多様化を推進していく方針である。
外部リンク
TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2015/04/19/056658937/
JETRO アジア経済研究所 インドネシアのエネルギー政策
http://www.ide.go.jp/Japanese/Research/Region/Asia/
関連する記事
-
2017-02-13 11:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-19 07:00
-
2017-01-18 23:45