2015-04-17 13:00
経済
対イラン貿易 年20億ドルを目標 両国の経済関係強化を図る

対イラン貿易、年間20億ドルは十分に可能
インドネシア外務省は、イランとの貿易を拡大する意向である。ファヒル外務副大臣はインドネシアやイランは、規模の大きな国であるから、貿易額が年間20億ドル(約2400億円)を超えることは十分に可能であると見込んでいる。(ANTARA NEWSより)
と述べている。
イランの経済制裁により、対イラン貿易額は減少
かつて、インドネシアとイランの貿易額は10億米ドル(約1200億円)以上であったものの、ここ数年で貿易額は低下しており、2013年は5億6800万ドル(約680億円)、2014年は4億3000万ドル(約510億円)となっている。貿易額が低下した理由としては、イランの核開発による経済制裁の結果、イランからの原油や天然ガスの輸入が減少したためである。
対イラン貿易は有望との認識
しかしながら、インドネシア外務省は、対イランの貿易は有望なものであるとの認識を示している。その理由として、イランは石油や天然ガスなどのエネルギー資源が豊富であること、自動車製造業をはじめとした製造の分野で優れている反面、農産物の需要が高い傾向にある。そのため、パーム油や紅茶、コーヒーなどの生産量が多いインドネシアは、イランへの農産物の輸出を拡大したい意向である。
外部リンク
ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/98484/indonesia-iran
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