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2015-04-14 18:00

社会

政情不安のイエメンより、1036人がインドネシアへ帰国 

イエメン退避
4月12日、43人が帰国すると発表
インドネシア外務省は12日、イエメンに滞在していたインドネシア人43人がインドネシアに帰国すると発表した。イエメンでは、政情不安によって治安が悪化しており、昨年12月より、イエメンからインドネシアに帰国した人の数は合わせて1036人にのぼる。

武力衝突、テロ発生により、日本外務省も退避を勧告
日本の外務省は、イエメンの治安が悪化していることを受け、2月10日より
退避を勧告します。渡航は延期してください。
(引用:外務省ホームページ)
と勧告している。

イエメンでは、昨年9月、シーア派反政府勢力ホーシー派が首都サヌアを事実上制圧、また、今年1月にはサヌア市内で武力衝突が発生、大統領や首相が辞表を提出する事態となっており、緊迫した情勢である。

さらに、アラビア半島のアル・カイーダの活動も活発であり、イエメンの軍や治安機関などを対象としたテロ攻撃も多発している状況である。

イエメンに約900人のインドネシア人が滞在
インドネシア外務省によると、インドネシア人が首都サヌアに58人滞在しているほか、イエメン国内に合わせて約900人が同国に滞在しているという。

なお、インドネシア政府は、イエメンの治安がさらに悪化する前に、イエメン在住のインドネシア人に対し、退避するよう強く勧告している。


外部リンク

ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/98456/indonesia

外務省 イエメンについての渡航情報(危険情報)の発出
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo

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