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2015-04-16 17:00

社会

ジャワ島高速鉄道 2019年までに着工予定

ジャワ島高速鉄道
首都ジャカルタとインドネシア第2の都市スラバヤを結ぶ
インドネシア政府は、ジャカルタから西ジャワ州のバンドンを経由し、インドネシア第2の都市であるスラバヤを結ぶジャワ島の高速鉄道を2019年までに着工すると発表した。

JICA(国際協力機構)が実施した高速鉄道建設に関する準備調査によると、高速鉄道建設の事業費は60兆ルピア(約5500億円)と見積もられており、インドネシア政府が16%、民間より10%、インドネシア国営企業省が74%を出資する。
交通渋滞緩和と経済発展を見込む
インドネシアでは、約2億5000万人の人口を抱えるものの、公共交通機関の整備は遅れをとっている格好だ。大都市における渋滞も深刻であるが、都市間の高速道路の渋滞も年々深刻さを増している。

そのため、インドネシア政府はジャカルタとスラバヤを結ぶ約730kmの高速鉄道の整備が計画してきた。高速鉄道が開業すれば、交通渋滞の緩和のほかに経済の発展が見込まれる。

なお、インドネシアの高速鉄道の建設には、日本と中国が関心を示しており、今後の動きが注目される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

SAHAM WS
http://www.saham.ws/high-speed-rail-train

日本コンサルタンツ株式会社 プレスリリース(2013年12月26日付)
http://www.jictransport.co.jp/admin/news/pdf/201312JICA

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