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2015-04-25 04:00

社会

日本映画大学がジャカルタ芸術大学と姉妹提携

映画大学
アートシネマで調印式
神奈川県川崎市にある、日本で唯一の映画単科大学である日本映画大学。韓国や中国、台湾に次ぎ4校目となる姉妹提携がなされた。中央ジャカルタ・チキニにあるジャカルタ芸術大学(IKJ)と21日、IKJのアートシネマで調印式が行われた。

この提携は、佐藤学長が1979年、アートシネマで開催された国際交流基金アジアセンター主催の日本映画上映会に参加したことがきっかけとなった。その際、佐藤学長は、「幸せの黄色いハンカチ」と山田洋次監督を紹介した。

国際交流基金による仲立ちによる提携は、アジア映画評論の先駆者として、インドネシアの映画関係者の間でも知られる佐藤忠男学長。そうしたことが、姉妹提携の円滑化にもつながった。

日本映画大学の佐藤忠男学長あいさつ
調印式には、映画評論家で日本映画大学の佐藤忠男学長、石坂健治教授が出席。将来的には、日イ合作映画の制作も視野に入れ交流を進める、とあいさつ。

また、国際交流基金アジアセンター主催で開催された「映画学生交流プログラム」の報告なども行われた。

今後は、学生や教授同士の技術共有や交流を図るシンポジウムなどの開催、日イ合作映画の制作を目指す。

「合作映画作りには、互いの文化を十分に理解することが不可欠となる。そうした相互理解も深めつつ、交流して行きたい。」と佐藤学長は語った。

高倉健、追悼する映画祭も
調印前日の20日には、関連行事として、佐藤学長が高倉健さんを語る記念講演なども行われた。22~26日には、高倉さんを追悼する映画祭をIKJのアートシネマで開催する。


外部リンク

日本映画大学
http://www.eiga.ac.jp/news/20150417-02.html
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