インドネシアニュース

マレーシアの格安航空会社エアアジアは先週、インドネシア・エアアジアとエアアジア・フィリピンが株式公開すると発表。20日、エアアジアのトニー・フェルナンデス社長は、インドネシア・エアアジアの株式公開の詳細を発表した。株式上場の時期は、2016年の前半を予定、資金の調達額は3億ドル（約360億円）を予定している。

トニー・フェルナンデス社長は、経済成長が著しいインドネシアで事業を展開するインドネシア・エアアジアの業績をさらに伸ばしたい考えだ。

インドネシア・エアアジアは2004年12月、エアアジア・インターナショナルとPTオーエアー・インターナショナルの合弁会社として営業を開始、同社の利用者数は、開業10年で延べ4000万人を突破した。現在は、ジャカルタ、バンドン、バリ、スラバヤ、メダンの5つの空港から、国際線21路線、国内線12路線を運航している。

PTユニバーサル・ブローカー・インドネシアの研究部門によると、インドネシア・エアアジアは、昨年12月、162人が犠牲となったスラバヤ発シンガポール行きQZ8501便の航空機事故が発生した際には、迅速な対応を進めたことから、事故の対応に関しては評価している。

しかし、財務面においては問題があるとの見方から、株価に影響が出るのではないかと懸念を示している。

外部リンク

CHANNEL NEWSASIA
http://www.channelnewsasia.com/news/business/airasia

Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/04/14/