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2015-05-02 17:00

政治

バンドン会議で日イ首脳が和やかに会談

日イ首脳会談
和やかな雰囲気で会談
22日、バンドン会議に参加のため、インドネシアを訪問中の安倍総理大臣とジョコウィ大統領の会談が行われた。安倍総理は、今回のバンドン会議開催における、ジョコウィ大統領のリーダーシップに敬意を表明し、バンドン会議の開催準備の労をねぎらった。

また、アジア地域の経済発展と世界貢献における、インドネシアの積極的な役割を高く評価した。

ジョコウィ大統領も、日本の世界の経済発展に果たしてきた積極的な貢献を賞賛し、特に対アフリカ開発支援を高く評価。和やかな雰囲気で会談がなされた。

これまでの日イ関係をフォローアップ
ジョコウィ大統領は、先月の訪日のおり、安倍総理大臣と会談している。その際に確認された「戦略的パートナーシップ」を強化するとのコミットメント。今回の会談では、更なる互恵的協力関係、友好関係の維持強調が再確認された。

ジョコウィ大統領は、訪日の際に、日本企業から関心が寄せられていたインドネシアへの投資についておおいなる期待を表明。都市高速鉄道(MRT)や石炭火力発電所などのインフラ整備プロジェクトの具体化に対する期待も表明した。

安倍総理からは、ジョコウィ大統領の訪日の際、多くの成果があった海洋・経済分野に言及。これらを確実にしっかりフォローアップしていくことで「戦略的パートナーシップ」のさらなる強化を目指したい、とした。

また、安倍総理から、海洋分野でも、防衛問題もしや海洋フォーラムを通じ協力の具体化を進める旨述べたほか、外務・防衛閣僚協議に入れた協力を深めたいと言及。これまでの日イ関係をフォローアップしていくことで一致した。

アフリカ諸国に対する三角協力も
日本とインドネシアは、2003年12月10日に日・インドネシア・パートナーシップ・プログラム(JIPP)を結んでいる。今回の会談は、その重要性を再確認しあう形になった。

JIPPの締結により、両国政府間の強固なパートナーシップが築かれた。これにより、アフリカ諸国とアジア諸国の社会・経済開発に両国が日本人的、技術的、及び資金的に大きな効果をもたらしたことを確認しあった。

アフリカ諸国に対する三角協力の互恵的な連携を促進することを確認するとともに、両国の協力体制は、アジア・アフリカ地域の人々の生活の向上と発展に大きな貢献をもたらすものとなることを確認した。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

外務省
http://www.mofa.go.jp/

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