2015-05-19 13:00
社会
インドネシア国家警察実施の処女検査 激しい非難の声

処女検査は、長年にわたって実施
インドネシア国家警察の採用試験では、女性受験者に対して、未婚であること、および性行為がないことを条件としているため、「処女検査」を実施しているが、同検査に対し、激しい非難の声が上がっている。国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW)が実施したインタビューによると、少なくとも1962年から同検査が実施されているものの、検査が初めて開始された時期については不明であるという。しかし、同検査は長年にわたって実施されてきたといえる。
「屈辱的」 「性的暴行」 など激しい非難が相次ぐ
インドネシア国家警察は、警察官とは身体的および精神的に優れているべきである、との考えから、女性受験者に対して処女検査を実施している。なお、検査においては、女性医師に膣に指を2本入れられるという。しかし、ヒューマン・ライツ・ウオッチは、同検査に対し
精神的な苦痛を受けるだけでしかない、屈辱的なものである。
(BBC NEWSより)
(BBC NEWSより)
と激しく非難した。
また、世界保健機構(WHO)は、処女検査が科学的な面から見ても検査の有効性を持たないほか、検査が性的暴行に該当する、との認識を示している。
外部リンク
BBC NEWS
http://www.bbc.com/news/world-asia-32743373
MSN
http://www.msn.com/en-ca/news/world/indonesian-military
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