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2015-06-19 19:00

社会

インドネシアの日系製鉄会社に条鋼圧延設備を納入へ

スチールプランテック
年産50万トンの設備を納入 2016年稼働予定
製鉄機械等製造のスチールプランテックは17日、大阪製鐵とインドネシア・Krakatau Steel社との合弁会社、PT Krakatau Osaka Steel社(以下KOS社)より、棒鋼・形鋼用コンバインドミル設備を受注したと発表した。

インドネシアにおいては建設市場の拡大に伴い、今後、棒鋼や形鋼の需要増が見込まれているが、それに対応するためKOS社が生産設備の新設を決定し、スチールプランテックが受注したものである。

スチールプランテックは、年産50万トンの条鋼圧延設備を納入、同設備は2016年中の稼働を予定している。

平らではない鋼材を加工する「条鋼圧延」
条鋼圧延とは、「条鋼」が棒状やH型など平らではない鋼材の総称、「圧延」が2つ以上のローラーを通すことで板状、または棒状に加工することで、平らではない鋼材を加工する技術のことである。

板状の圧延は比較的容易であるものの、棒状やH型に加工するためは特殊な設備や技術が必要とされる。そのため、条鋼圧延設備は、今後も各国で需要が見込まれている。

スチールプランテックは条鋼分野におけるトップメーカーとして、世界の顧客に対し設備を提供していく方針だ。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

スチールプランテック(プレスリリース)
http://steelplantech.com/ja/news/4366/

The Life with Steels 条項の圧延
http://www.mrfujii.jp/products/ferrum/06shaperoll.htm

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