2015-06-22 10:00

統計・データ

駐在員の生活費ランキング ジャカルタは20ランクアップ

マーサー
ジャカルタは世界の主要207都市の中で99位
毎年恒例の、米国人材コンサルティング会社のマーサーによる、海外駐在員の生活費調査の結果が発表された。

今回ジャカルタは、世界の主要207都市の中で99位となり、前年の119位から20ランクアップした。

この調査は、5大陸207都市において住居費、交通費、食料、衣料、家庭用品、娯楽費用などを含む200品目以上の価格を調査し、それぞれを比較している。

基軸通貨は、米ドル。ニューヨークを100とした場合の各都市の指数を算出し、比較している。

円安の影響で日本が苦戦する中、アジア地域の主要都市は軒並みランクアップ
今回の調査の結果、世界で最も物価が高い都市は、前年と同じくルアンダ(アンゴラ)、最も低い都市はビシュケク(キルギス)であった。

円安の影響で、東京は7位から11位へ、大阪は23位から32位へと大幅にランクダウンした一方で、アジア地域は、香港(2位)、シンガポール(4位)、上海(6位)、北京(7位)、ソウル(8位)の5都市が、トップ10にランクインした。

このほか、アセアン主要都市の急上昇が目立ち、ジャカルタ以外にも、フィリピン・マニラは前年から50ランク順位を上げたほか、ベトナムのハノイとホーチミンはそれぞれ45ランクアップ、タイ・バンコクは43ランクアップした。


外部リンク

マーサージャパン
http://www.mercer.co.jp/newsroom/2015-
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