2015-07-06 10:00
社会
CIMB 11.1%の人員を削減

CIMBニアガTBKでは1,708人が希望退職
CIMBホールディングスは、7月1日、労使間の合意に基づく希望退職制度(MSS)に則った人員削減スキームが完了したと発表した。対象となったのは、マレーシア本社とインドネシアの子会社であるCIMBニアガTBKで、マレーシアでは1,891人、インドネシアでは1,708人が希望退職に応じた。
削減人数の合計は3,599人で、全従業員の11.1%に相当するという。
人員削減に割いた費用は18.2カ月で回収メド
同社は、今年2月に発表した中期経営計画「T18」において、2018年までに、自己資本比率(CET1)を11%以上、および、自己資本利益率(ROE)を15%以上引き上げ、かつ、費用対収益率は50%以下に引き下げるなどの目標を掲げている。これを受けて、2月にオーストラリアのシドニーとメルボルンの拠点を閉鎖、5月からマレーシアとインドネシアで、希望退職者を募っていた。
今回の人員削減のために、4億4,330万リンギ(リンギはマレーシア通貨)もの費用が生じたものの、年間で2億9,160万リンギのコスト節減効果が期待できるため、18.2カ月で回収できる見込みだという。
外部リンク
CIMB グループ ニュースリリース
http://www.cimb.com/en/news/news/2015/CIMB-group
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