2015-06-30 17:00
社会
デジタルカタパルト インドネシアの電子書籍ストアと配信契約

配信契約のほか、現地出版社との協業も
電子書籍ストア「ソク読み」を運営するデジタルカタパルトは29日、インドネシア最大の電子書籍ストア、「SCOOP」(スクープ)での配信契約を行うと発表した。それと同時に、インドネシアのメディア複合企業、コンパス・グラメディアグループ傘下のエレックス・メディアとの間で、インドネシア語版のデータ提供に関する協業について契約締結を行ったと発表した。
デジタルカタパルトは、「SCOOP」の日本窓口として、日本国内の出版社向け業務を担当する。
「SCOOP」のユーザー数は160万人
「SCOOP」はインドネシア最大の電子書籍ストアでユーザー数は約160万人である。また、エレックス・メディアは、日本のマンガをインドネシア語に翻訳してきた実績をもつ。そのような背景から、デジタルカタパルトは各社と契約を締結するに至った。デジタルカタパルトとエレックス・メディアの協業により、インドネシア語版の電子書籍ライセンスをデジタルカタパルトに許諾した場合、該当する作品がエレックス・メディアでインドネシア語に翻訳されていれば、同社はエレックス・メディアからデータを受けとることで、「SCOOP」へ配信することができる。
インドネシアにおける電子書籍サービスの普及に努力
インドネシアは多くの島々で構成されていることから、物流の整備には時間を要するものの、通信インフラが整備されることで、電子書籍のニーズは、今後高まっていくものと、デジタルカタパルトは予測している。同社は、新規作品についても、インドネシア進出の全面サポートを行うとしており、同国における電子書籍サービスの普及に努めていく考えだ。
外部リンク
デジタルカタパルト(ニュースリリース)
http://digital-catapult.com/news-20150629-scoop/
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