インドネシアニュース

株式会社イーブックイニシアティブジャパン（eBookJapan）は、コンパス・グラメディアグループ傘下のELEX社およびM&C社と事業提携し、インドネシア語に翻訳されたマンガを中心とした電子書籍の配信事業を今秋から開始すると発表した。

同社は、好調な経済発展にともない、スマートフォンなどのIT機器が急速に普及しているインドネシアにおいて、早期に進出することは、将来の売り上げにつながる大きなアドバンテージであると見込んでいる。

また、現地企業との提携は、東南アジアにおける事業展開において障壁となりがちな「決済」に関する問題をスムーズに解決することが期待でき、ユーザーに対して、多様な決済手段を提供する予定だという。

同社は、創業以来15年間にわたって、販売ノウハウを蓄積し、洗練された販売システムを構築してきた。インプレスR&D インターネットメディア総合研究所による2012年の調査では、有料電子コミック利用者の購入先第1位を獲得している。

一方で、コンパス・グラメディアグループは、インドネシア最大の総合メディア企業であり、インドネシアで発売されている日本のマンガの9割は、ここから出版されている。

両社が提携することで、洗練された販売システムと豊富な品ぞろえを提供することができ、多数のファンを迅速に獲得することだろう。

（画像はプレスリリースより）

外部リンク

株式会社イーブックイニシアティブジャパン
http://www.ebookjapan.jp/ebj/news/detail/?news_