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2015-06-26 15:00

進出

リコー インドネシアに現地法人設立 7月より事業開始

リコー
熱転写リボンの加工・販売を行う
事務機器等製造のリコーは24日、西ジャワ州ブカシ県に現地法人、リコー・サーマル・メディア・イースト・アジア・パシフィックを設立し、7月1日より事業を開始すると発表した。資本金は150億ルピア(約1億4000万円)、出資比率はリコーが99%、リコー・アジア・パシフィックが1%。

同社においては、原反の熱転写リボンを最終製品用に裁断、加工する工程であるスリット加工のほか、同国内での販売を行う。

ASEAN諸国での事業展開を加速させる方針
リコーではサーマル事業を展開している。サーマル事業とは、文字やバーコードを印字する際の熱利用に関連した事業である。主な製品として、感熱紙や熱転写リボンなどがあるほか、温度のコントロールによって、画像を簡易に形成及び消去できる技術である「サーマルリライタブル技術」がある。

同社の製品は高品質であることから、諸外国でも高い評価を得ており、世界の多くの国々で高いシェアを獲得している。また、同社は、アジアの成長が著しいことから、1997年に中国へ、2012年にインドに進出した。

インドネシアでのバーコードラベル需要増を見込む
リコーは、インドネシアが経済成長を続けていること、また、同国の消費拡大によって、今後、バーコードラベルの需要が増大することを見込んでいる。そのため、現地で熱転写リボンのスリット加工を行うことで、品質の高い製品を提供するほか、ASEAN諸国での生産販売体制を構築することで、事業展開を加速させていく方針だ。


外部リンク

リコー(ニュースリリース)
http://jp.ricoh.com/release/2015/0624_1.html

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