2015-07-15 11:00
社会
閉鎖されていた空港、一部、閉鎖は解除される

バリ島などの5カ所の空港を閉鎖
先週噴火したラウン山。この噴煙が上空に広がり、航空機の運行に大きな支障を与えている。インドネシア運輸当局は、10日、バリ島などの5カ所の空港を閉鎖を決定した。ラウン山は、ジャワ島東部、バリ島の西およそ160kmにある。噴火は今後も数週間続くとみられ、さらに影響が広がることが予想される。
閉鎖されているのは、バリ(ヌグラライ)国際空港など国内5空港で、バリ島隣のロンボク島の2空港、ジャワ島東部の2空港となっている。
数千人の観光客らが足止め
バリ島は、世界的なリゾート地として知られ、日本でも人気のスポットだ。隣のロンボク島もリゾート地として、多くの観光客が訪れる。成田空港や関西空港との直行便にも大きな影響がありそう。この季節は、観光シーズンの真っ最中でもあり、バリ離着陸便は数百便が欠航となった。
また、週末を控えた金曜日に閉鎖されたことから、約350便が欠航するなど、数千人の観光客らが足止めされ、大きな混乱を招いた。
再び閉鎖で混乱も
11日、午前11時(現地時間)に閉鎖されていた5空港の閉鎖は解除された。しかし、バリ島、デンパサール ングラライ国際空港は、12日、昼間一時的に再び閉鎖されることになった。このため、インドネシア国内線に欠航や遅延が発生する事態に。空港内の混雑解消に多少時間がかかり、運航予定便に遅れが生じた。
ラウン山の活動は依然、活発とみられ、今度も混乱が予想される。今後の事態の推移を注意する必要がある。
外部リンク
ガルーダ航空
https://www.garuda-indonesia.com/jp/
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