2015-07-20 03:00
社会
45分かかっていた踏切通過が6分に!!

効果検証調査の結果を公開
在インドネシア日本国大使館は、4月15日に工事が完成し、既に運用が始まっている「ジャカルタ特別州グロラ交差点における渋滞緩和・環境改善計画」に関して、効果検証調査を行った結果を公表した。今回の調査では、交通量が多い平日の渋滞の長さや通過時間を測定し、プロジェクト実施前後で比較している。
踏切のデコボコ修繕、安全地帯形状変更、信号機の設置で安全性改善と交通渋滞緩和を両立
カレット駅方面からパルメラ駅方面に向かう直進車両とガトット・スブロト通りから降りてくる左折車両が合流する箇所に信号機を設置した事例では、無秩序だった車両の合流が、円滑になり、安全性も改善された。また、パルメラ駅方面からカレット駅方面へ向かう踏切においてデコボコを修繕し、スリッピ方面からの交通が合流する部分において安全地帯の形状を変更した事例では、踏切からパルメラ駅方面へ600メートル以上も続いていた渋滞が緩和され、踏切を通過するまでに最大で45分要していた時間が約6分へと大幅に短縮された。
約20万USドルの寄付で効果絶大
このプロジェクトは、今年1月に日本国政府と都市地域開発財団の間で署名された、草の根・人間の安全保障無償資金協力のもとで実施されたもの。当該団体へは、日本国政府から94,949USドル、ジャカルタ ジャパン クラブ(JJC)に加盟する日系自動車会社9社からも同等の額が供与されている。
大使館は、今回のような効果の高いプロジェクトを、今後も実施していく方針だ。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
在インドネシア日本国大使館 プレスリリース
http://www.id.emb-japan.go.jp/news15_39j.html
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