• TOP
  • >
  • 進出
  • >
  • 大王製紙 「グーン(GOO.N)」を現地生産化へ
2015-08-06 02:00

進出

大王製紙 「グーン(GOO.N)」を現地生産化へ

大王製紙
現地子会社を三菱商事と合弁会社化
大王製紙は、8月3日、同社の100%子会社であるエリエール インターナショナル トレーディング インドネシア(EITI)と、エリエール インターナショナル マニュファクチャリング インドネシア(EIMI)の2社について、三菱商事との合弁会社とする契約を締結したと発表した。

この契約による2社への出資比率は、大王製紙が60%、三菱商事が40%。

大王製紙が所有する2社の株式のうちの一部を三菱商事へ譲渡し、11月に予定されている第三者割り当て増資により三菱商事がEITIとEIMI両社の株式をそれぞれ40%ずつ取得することになっている。

グーンと伸びる販売数 安定供給のため現地生産体制を構築
同社は、平成25年3月にベビー用紙おむつの販売会社EITIを設立し、タイにある同社の生産拠点から輸入販売を行ってきた。

昨今の経済成長により、生活水準が向上しつつあり、かつ、人口ボーナス期のインドネシアにおいて、同社のブランド「グーン(GOO.N)」は、認知度、販売数ともに急速に拡大している。

このような状況を受け、昨年11月にベビー用紙おむつの生産会社EIMIを設立し、今年中の操業開始を目指し、工場建設が進められている。

将来的にはインドネシアからの輸出や他製品の展開も
同社は、この合弁事業において、インドネシア国内に10,000店舗以上ある小売りチェーン「アルファマート」のほか、各種チェーン店や一般店舗において、同社製品の取扱店を拡大し、現地における物流網の整備に取り組むとしている。

また、同社は、将来的に、インドネシアからの輸出や、生理用品やウェットワイプ、大人用紙おむつなど、ベビー用紙おむつ以外の製品展開も視野に事業展開する方針だ。


外部リンク

インドネシアにおける紙おむつ合弁製造販売事業について(PDF)
http://www.daio-paper.co.jp/news/2015/pdf/n

大王製紙
http://www.daio-paper.co.jp
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook