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2015-08-07 09:00

社会

西ジャワ州バンドン県で太陽光発電装置の引渡し式

太陽光発電装置の引渡し式
太陽光発電装置の引渡し式
7月30日、西ジャワ州バンドン県バンジャルサリ村のマラバル第4小学校に設置された太陽光発電装置の引渡し式が行われた。

この太陽光発電装置は、草の根・人間の安全保障無償資金協力とパナソニック株式会社の支援により設置されたもの。

引渡し式には、日本側からパナソニック株式会社エコソリューションズ社から小笠原卓ビジネスユニット長、インドネシア日本国大使館の田子内進在参事官らが出席した。

インドネシア側からは、バンドン県教育文化局のアイエップ・ルクマナ文化局長、シティ・ヌライニ・トゥリハルティニ社会開発・こども育成協会代表らが出席。

この事業は、日本国政府と社会開発・こども育成協会の間で今年3月に署名され、日本政府からの93,370米ドルの供与により、遂行されたもの。

「西ジャワ州バンドン県バンジャルサリ村における電化促進による初等教育環境改善計画」として、草の根、人間の安全保障無償資金協力により整備されることになった。

太陽光パネルや蓄電池を活用するため、パナソニック株式会社の協力を得ることにより、独立電源パッケージ「パワーサプライコンテナ」を設置できた。また、この装置のメンテナンス等に関する研修も行われた。

教育環境大きく改善
これまで、ディーゼル発電機による電気を使用したため、経済的な問題から1週間に2日しか使用できない状態だった。雨季の時期には教室内が非常に暗く、学習がしづらい環境となっていた。

また、ディーゼル発電機は、使用時には騒音や匂いが発生するなどの問題もあった。

今回の太陽光発電装置の設置により、経済的にも教育環境が大きく改善されることとなった。

同小学校における児童246人の教育環境が改善され、より良い初等教育が行われることが期待される。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

在インドネシア大使館 プレスリリース
http://www.id.emb-japan.go.jp/news15_40j.html

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