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2015-07-30 08:45

社会

独立70年記念して、王宮舞踊とガムラン公演を開催

伝統舞踊と音楽
インドネシアの王宮舞踊とガムラン公演開催
インドネシア共和国は今年、独立70周年を迎える。これを記念しての「インドネシアの王宮舞踊とガムラン公演」が、8月30日、大阪市立大学で開催される。大阪市立大学杉本キャンパス、田中記念館の大会議室にて。

この公演は、在大阪インドネシア共和国総領事館、ジョグジャカルタ特別区政府、大阪市立大学の共催で行われるもの。

ジョグジャカルタから王室舞踊団を招いての伝統宮中舞踊の他、日本で活躍するガムラン奏者とジョグジャカルタから来日した奏者の競演もある。本格的なインドネシアの文化芸術に親しめる絶好の機会だ。

大阪市立大学は、ジョグジャカルタのインドネシア芸術大学、ガジャマタ大学との交流の協定を結び、共同研究なども進めてきた。こうした縁が今回のイベントの背景ともなっている。

定員は、300名で、定員になり次第、締め切りとなる。申し込み、問い合わせは、大阪市立大学国際センター(Tel.06-6605-3452)、E-mail: kokusai@ado.osaka-cu.au.jpへ。

ガムランについて
ガムランは、インドネシア大・中・小のさまざまな銅鑼や鍵盤打楽器によって演奏される民族音楽の総称。インドネシア周辺のマレーシア、フィリピン南部でも類似の音楽があり、広義では、こうしたものも含める場合もある。

「ガムル」(「たたく」等の意味の動詞 )の名詞形「ガムラン」から名づけられている。ジャワ島で演奏されるガムランの使用楽器は、が主である。若干、鉄製のものもある。青銅製の楽器は、音色が美しいとされている。

ジャワ島隣のバリ島では、金属打楽器の代わりに竹を使ったガムランもある。

青銅文化がマレー半島経由で
ところが、インドネシアでは、青銅の原料の錫はほとんど産出されない。ほとんどがマレーシアから運ばれている。かつて青銅文化がマレー半島経由で、インドネシアに伝わったことを物語っており、とても興味深い。


外部リンク

大阪市立大学
https://www.osaka-cu.ac.jp/ja/event/2015/l2hq3j-1
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