2015-08-16 01:00
社会
ダイハツ セニアをマイナーチェンジ 20日より発売

小売価格は1億5100万ルピアより
ダイハツ工業(以下ダイハツ)は12日、インドネシアの子会社アストラ・ダイハツ・モーター(以下ADM)が同国専用の乗用車「セニア(XENIA)」をマイナーチェンジした上で、20日から同国での販売を開始すると発表した。小売価格は1億5100万ルピアから1億8700万ルピア(約151万円から約187万円)、1ヵ月間に5000台の販売を目標としている。
コンパクトで7人乗り なおかつリーズナブルで高い支持
セニアとは、トヨタとダイハツが共同開発した7人乗りの小型ミニバン(MPV)である。ダイハツは「セニア」の名称で販売しているが、トヨタは「アバンザ」の名称で販売している。いずれも新興国向けの販売となっており、ADMが製造している。セニアはインドネシア専用車であるが、アバンザは、東南アジア各国や中近東、中南米諸国などに輸出されている。リーズナブルな価格であることから、高い支持を得ている。
新型エンジン搭載のほか、デザインや使い勝手も改良
今回のマイナーチェンジでは、新型エンジンを搭載した。また、低コスト、軽量化技術を展開して、独自でプラットフォームを大幅に刷新した。FR車特有の高い走行性能を発揮し、悪路の走破性や乗車人数が多い場合でも登坂能力を十分に満たしながら、燃費は従来と比較して約16%向上した。また、騒音、振動を低減させて静粛性を向上させたほか、ボディの剛性化を高め、サスペンションを最適化させて乗り心地を向上させた。
デザインは、力強くスポーティなエクステリアと、質感の高いインテリアを採用しており、インドネシアでの好みを反映したものとなっている。
コンパクトなボディ性能でありながら、大人7人が乗車できる室内空間が確保されているほか、最小回転半径4.7mと小回りも良く利く。さらに、3列目シートの左右分割化を行うことで、使い勝手の良さも向上している。
エンジンは1.0Lと1.3Lの2種類、トランスミッションは5速MT、または4速ATとなっている。
(画像はプレスリリースより)
外部リンク
ダイハツ(プレスリリース)
http://www.daihatsu.co.jp/wn/2015/0812-1/20150812-1.pdf
トヨタ・アバンザ(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/トヨタ・アバンザ
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