インドネシアニュース

株式会社ジェーシービー（JCB）は、8月21日、インドネシアにて同社業務を行うPT ジェーシービー・インターナショナル・インドネシアを通じて、バンク・ラクヤット（BRI）との業務提携契約に合意したと発表した。

提携するのは、同行加盟店でのJCBカード取り扱い業務、および、同行におけるJCBカードの発行業務で、カードの取り扱い開始時期は、今年10月を目標としており、カードの発行は、2016年4月以降からとなる予定だ。

今回の提携により、都市部だけでなく地方都市においても、JCBカード加盟店は飛躍的に増えることが見込まれる。

BRIは、インドネシア国内において、支店が1万店舗以上あるほか、ATMは2万台以上あり、クレジットカードの発行枚数は80万枚を超えている。さらに、カード端末機15万台以上の巨大加盟店ネットワークの運営も行っている、大手国営商業銀行だ。

今回の提携は、カード決済市場が急速に拡大しているインドネシアにおいて、カード会員の基盤と加盟店網を拡充したいJCBと、顧客へのサービスを拡充したいBRIの思惑が一致し、実現に至った。

同社は、今年5月にもマンディリ銀行との業務提携を発表しており、こちらは、今年の年末に取り扱い開始となる予定だ。

同社は、今後も、利便性を向上するため、各国の金融機関との提携を拡大していく方針だ。

外部リンク

株式会社ジェーシービー ニュースリリース
http://www.jcbcorporate.com/news/seq_3821.html