2015-08-27 06:00
社会
パプア州での墜落事故機に貧困家庭への支援金も

トリガナ航空機が墜落
16日午後午後3時ごろ、インドネシア東部パプア州でトリガナ航空機が墜落。この旅客機には、乗客49人(うち子ども5人)、乗員5人が乗っていた。パプア州の州都ジャヤプラから、同州南部の山岳地帯にあるオクシビルまでの約45分間のフライト予定だった。
着陸降下、約10分前に着陸開始の許可を求める交信直後、消息を絶った。山岳地帯で地元住民が同機のものとみられる残骸を発見しており、生存は、絶望視されていた。
18日、捜索隊により、乗客乗員54人全員の遺体が発見された。墜落原因は不明。関係者によると、19日にボイスレコーダーのみ回収。フライトレコーダーについては、依然、搜索を続けている。
貧困家庭のための支援金も
この機には、パプア州の貧困家庭のための支援金も積み込まれ、州都ジャヤプラの郵便局の局員4人が同乗していた。その金額は、およそ65億ルピアにのぼる。山岳地帯の貧しい人々約6600人に手渡されるはずだった。
パプア州では、金融機関が充分に整備されていない地域もあることから、局員による現金輸送を行っていた。
幸いにも、墜落現場では現金も発見されていた。焼け焦げたものもあったが、無傷のものもあったという。不幸中の幸いだった。
外部リンク
トリガナ航空
http://www.trigana-air.com/
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