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2016-12-18 21:45

社会

ジャカルタ特別州知事、涙ながらにコーラン冒涜を否定

ジャカルタ知事コーラン侮辱
発言にコーラン冒涜の意図無し
コーラン冒涜の疑いがかけられている、ジャカルタ特別州知事バスキ・プルナマ氏は13日、北ジャカルタ地方裁判所で行われた公判に出席し、涙ながらに容疑を否定した。

「アホック」の名前で知られ、キリスト教徒として初めてジャカルタ特別州知事となったバスキ氏は公判で、
私の発言に、イスラム教徒を侮辱したり、聖職者を侮辱したりする意図など無かった。(Christian Science Monitorより)

と話した。

バスキ氏がコーランを侮辱したとされる発言には、イスラム強硬派グループを筆頭に多くのイスラム教徒が反発。先月初めには、ジャカルタ中心部で大規模なデモが行われ、一部が暴徒化するなどして死者も出る騒ぎとなっていた。

公判でバスキ氏は容疑を否定すると共に、イスラム教徒の家庭で、養子としてどのように育てられたかについて話した。

「反アホック」「親アホック」両陣営が周辺に
裁判所周辺には、イスラム強硬派グループが率いる「反アホック」のイスラム教徒数百人が集まり、バスキ氏の逮捕と、2月に予定される選挙での再選阻止を訴えた。

また、少数の「親アホック」も集まり、バスキ氏をサポートする意思を表すなどしたため、警察が両グループが近づかないよう間に入る場面もあった。

次回公判は12月20日(火)に予定されている。

(画像はChristian Science Monitorより)


外部リンク

Christian Science Monitor
http://www.csmonitor.com/

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