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2016-01-07 12:00

社会

インドネシアの学生が文化芸術交流で来日

文化交流
日本の外交基盤の拡充も視野に入れた「JENESYS2015」の一環
日本政府は、アジア大洋州を対象とした、将来の活躍が期待される優秀な人材を招へい・派遣する事業「JENESYS2015」に取り組んできたが、その一環として1月8日から1月13日までインドネシアの学生の受け入れが行われることを、1月5日に外務省のWEBサイト上にて発表した。

今回の招へいプログラムは、一般財団法人である日本国際協力センター(JICE)が実施するもので、これまでにもマレーシアやシンガポールなどアジア各国の学生を日本に招いている。「JENESYS2015」は、日本の政治、社会、歴史や外交などへの理解を促し、親日派・知日派を発掘することで日本の外交基盤を拡充するとともに、相互理解を進めていくという目的をもつ。

演劇を中心とした文化交流プログラム
来日するのは、インドネシアの学生による日本語劇団「en塾」に所属する、大学生・大学院生の合計16名だ。東京に到着した後は埼玉県さいたま市にある東宝舞台株式会社にて演劇の現場を見学し、その後関西方面に移動し、「宝塚歌劇の殿堂」の視察や宝塚歌劇の観劇をする予定。

また、日本の演劇や舞台に関する技術について学ぶだけでなく、大手前大学(神戸)との学校交流を実施したり、ホームステイを体験したりするなど、多角的なプログラムが組まれている。

この機会を通して、インドネシアの学生が、日本の強みや魅力、日本的な価値を理解するとともに、これらを今後積極的に発信していくことが期待される。


外部リンク

外務省 プレスリリース
http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html

日本国際協力センター(JICE)
http://sv2.jice.org/

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