2015-12-30 21:00
社会
4連休中 ジャカルタなどで大渋滞が発生

所要時間3時間のところ、大渋滞により16時間もかかる
インドネシアでは12月24日がイスラム教創始者ムハンマド(マホメット)の生誕祭、25日がクリスマスのため、27日まで4連休となったが、それに伴いジャカルタをはじめとする主要都市の道路では大渋滞が発生した。25日は、ジャカルタから西ジャワ州の州都バンドンまで、通常は車での所要時間が3時間のところ、16時間かかったという。
渋滞の責任を取り、陸運総局長が辞任
インドネシア消費者財団は25日、時間短縮のために高速道路を利用しても、時間短縮効果が全く得られなかったとして、大渋滞により多くの人々が損失を被ったと批判した。そのうえ、損失は費用の面にとどまらず、休暇中の貴重な時間を失ってしまうなど、非物質的な損失も計り知れないとした。
さらに同財団は、政府が警察や高速道路の管理部局などに渋滞予測などの情報を提供していなかったことも渋滞に拍車をかけたとし、利用者らに対し補償するよう訴えた。
運輸省のDjoko Sasono陸運総局長は、政府の渋滞対策が不十分であったことから今回の渋滞が大規模になったとして、責任を取り、辞任した。
外部リンク
Jakarta Post
http://www.thejakartapost.com/news/2015/12/26/consumers
TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2015/12/26/055730859/Land
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