2016-01-01 13:00
社会
インドネシア東部・ティモール島に太陽光発電所が完成

最大出力5メガワット 雨期でも4メガワットの発電が可能
ジョコ大統領は12月27日、インドネシア東部・ティモール島のクパンに完成した太陽光発電所の開所式に出席した。最大出力は5メガワット。なお、雨期においても4メガワットの発電が可能であるとしている。建設費は1120万ドル(約13億4000万円)。太陽光発電による電力価格は1キロワット時あたり22セント(約26円)となり、石炭火力発電による電力価格と比較すると5~6セント(6~7円)程度高くなるが、太陽光発電は環境に優しいことがメリットだ。
太陽光発電により、島々の電力供給改善へ
インドネシア東部には島々が点在するが、電力供給のために島ごとに石炭火力発電所を建設するのは困難とされてきた。しかし、太陽光発電所であれば、島々においても建設が可能となる。スディルマン・サイドエネルギー資源鉱物相は、現時点でクパンにおいては電力の最大需要が68メガワットとなっており、電力の需要に対し供給が追いついていない状態となっているが、太陽光発電所の営業開始によって、電力供給が改善していくとした。
同国東部地域では今後、太陽光発電による発電量の増加が見込まれている。
外部リンク
TEMPO.CO
http://en.tempo.co/read/news/2015/12/28/056731066/Jokowi
Rambu Energy
http://www.rambuenergy.com/2015/12/president-joko-widodo
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