2016-01-14 04:00
経済
インドネシア経済金融開発機構が輸出拡大の必要を訴える

輸出拡大のために政府を含めた全勢力によるサポート
インドネシアはいまだに日用品の輸出に頼っており、国際競争力においては脆弱性を抱えている。現在のインドネシアの輸出は10パーセントも伸びてはおらず、その一方で、輸入が21パーセントにも達する伸びを示している。1月9日、Central Java州 Pekalongan市において開催されたセミナーで経済金融開発機構長官Enny Sri Hartati氏は以下のように発言した。「かかる観点からすれば、輸出拡大のために政府を含めた全勢力によるサポートが必要であり、輸出産業を国際化しなければならない」
近年の中国経済の悪化による影響も
「輸出入のバランスを取るべく、投下資本の保障などの刺激策を政府は打ちだし、投資家を呼び込まなければならない」ともEnny Sri Hartati氏は語った。インドネシアの経済の発展は、中国と米国への輸出に頼るところが大きく、両国の経済状況に影響されるところが大きい。近年における中国経済の悪化傾向はインドネシアにいったん投下された資本が中国本国に回収されていくというかたちでインドネシア経済に悪影響を与えている。
外部リンク
インドネシア経済金融開発機構
http://indef.or.id/
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