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2016-02-04 23:00

社会

インドネシアの大学に無償協力、日本語学習用機材を整備

日本語教育
外務省による「草の根文化無償資金協力」の案件として
1月27日、谷崎泰明駐インドネシア大使は「ダルマプルサダ大学マルチメディア言語ラボラトリー機材整備計画」に関する贈与契約署名式に出席し、ダダン・ソリヒン(Dr.H.Dadang Solihin,S.E.,M.A.)ダルマプルサダ大学学長との間に贈与契約を締結したことを、在インドネシア日本国大使館がWEBサイト上にて1月28日に発表した。

本案件は、日本の外務省による平成27年度の「草の根文化無償資金協力」の一環として実施されるものだ。この資金協力は、非営利団体を対象とした文化・高等教育に関する支援を通じて、各国の文化・教育の発展や交流を促進し、友好関係を築くことを目的としている。

平成27年度の資金協力における優先分野は、スポーツ分野と日本語教育分野となっており、今回の案件もダルマプルサダ大学における日本語専攻学生の日本語能力向上を目的として計画された。

日本語教育において重要な役割を持つ、ダルマプルサダ大学
ダルマプルサダ大学は、日本政府による戦後賠償奨学生や戦争賠償研修生などの日本留学経験者が、その経験を活かしてインドネシアの発展に寄与することを目的として設立された経緯を持つ。谷崎大使によれば、インドネシアでは約87万人もが日本語を学習している状況にあり、同大学は日本語教育の拠点としての役割が期待されている。

今回の供与限度額は約9億9966万ルピア(約850万円)であり、最新の語学学習システムを導入したマルチメディア言語ラボラトリー機材が整備される予定だ。

(画像はイメージです)


外部リンク

在インドネシア日本国大使館 プレスリリース
http://www.id.emb-japan.go.jp/news16_02j.html

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