インドネシアニュース

2月9日、ジャカルタ反腐敗裁判所において、前財務大臣にして民主党議員であるJero Wacik被告人は、観光大臣とエネルギー大臣の任期中に起こした2件の横領の罪が問われ、刑務所に4年間収監されることになった。

Sumpeno裁判官に主催された裁判所は、Jero被告人に対して、1兆5,000万ルピー（1万1,000ドル）の罰金を支払い、使い込んだ50億ルピーを国庫に返還することを命じた。Jero被告人が支払わなければ、その刑期がさらにのびることになる。裁判所の事実認定によれば、Jero被告人は2008年から2011年にかけての観光大臣としての任期中にその予算から70億ルピーを使い込み、さらに、2011年から2014年にかけてのエネルギー大臣としての任期中にその予算から10億ルピーを使い込んだとされる。

Jero被告人は18億ルピーの横領をしたとしてその額を国庫に返還せよと検察側の求刑よりもはるかに軽い量刑になったが、Jero被告人の妻であるTrisna Wacik氏が癌で死の淵にあることなども量刑に考慮した、とSumpeno裁判官は説明している。

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インドネシア財務省
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