インドネシアニュース

3月13日のインドネシア国家防災庁（BNPB）の発表によると、3月8日より降り続いた大雨により、西ジャワ州バンドン県を流れるCitarum川が氾濫し、少なくとも2人が死亡、3人が行方不明だという。

インドネシア国家捜索救助庁（BASARNAS）とバンドン防災局は、共同で行方不明者の捜索に当たっている。

同川の氾濫による影響は、同県内の15の地域に及んだ。河川の氾濫により、浸水した地域の水位は80cm以上となったほか、場所によっては水位が3mに達している。

この洪水により約3000人が避難したほか、約5900世帯、約2万4000人が被害を受けた。

さらに、同県内では、複数の地域で大雨による地滑りが発生した。地滑りにより1世帯が倒壊したものの、世帯の住人は無事が確認された。

インドネシア国家防災庁によると、今年に入ってから2月26日までに、260の都市と県で、洪水または地滑りが発生しているとされる。洪水による死者は46人、負傷者は16人に上ったほか、洪水によって約108万人が避難したとされる。

外部リンク

ANTARA NEWS
http://www.antaranews.com/en/news/103630/floods-leave

Jakarta Globe
http://jakartaglobe.beritasatu.com/news/two-deaths