インドネシアニュース

3月10日、ジャカルタにて、インドネシアのエネルギー・鉱物資源省大臣Sudirman氏の発表によれば、「明るいインドネシア」プログラムを実行するべく、政府は国営電力会社PLNに対して特定の県に国家共通の電気代よりも格安の電気代で電気を提供することを許可した。

格安の価格で電気の提供を受けることができるのは、Papua、West Papua、Maluku、 North Maluku、West Nusa Tenggara、 East Nusa Tenggaraといった経済発展の遅れた6つの県である。各地方政府はPLNとともに地域電力会社を設立する予定だ。明るいインドネシア」プログラムとは、再生可能エネルギーによって発電し、寒村や国境地域まで電気を送ろうという計画である。今回に特別待遇を与えられた6つの県における電気の問題には政府も強い関心を寄せており、タスクフォースをつくる予定がある。

また、政府は他の私企業にも「明るいインドネシア」プログラムへの参加を呼び掛けており、私企業の場合、法定の電気料金よりも高い価格設定が許されるとしている。

外部リンク

PLN
http://www.pln.co.id/