インドネシアニュース

3月13日、国家警察報道官Brig. Gen. Agus Rianto氏の発表するところによると、3月10日にCentral Java県のKlatenで逮捕されたSriyono氏（34歳）が死亡した。

警察の対テロ特殊部隊Densus-88側の主張するところによれば、テロとの関係を疑われて逮捕されていたSriyono氏は、車の中で2人の調査官に襲いかかり、正当防衛の反撃を受け、意識不明の重体に陥って、蘇生することはなかったという。Sriyono氏がテロリストから拳銃を受け取ったという情報をもとにDensus-88はSriyono氏を逮捕したが、Sriyono氏の自宅から何も発見していない。

そして、Sriyono氏は、当初は捜査に協力的な態度を示しており、手足を拘束せずとも2人の調査官で囲めば身柄確保のために十分だろうと判断したと関係者は主張する。

テロリストの身体拘束に手落ちがあったという話も、特殊部隊の隊員2人を1人で打ち倒して脱走を図ったという話も、特殊部隊の隊員2人がかりで素手の相手を穏便に取り押さえられなかったという話も、奇妙であり、警察は内部調査を進めている。

外部リンク

Densus-88（非公式サイト）
http://indonesiaeliteforces.tripod.com/index.html