2016-03-09 12:00
政治
効率的な海上物流システムの実証事業を実施

効率的な海上物流網の構築を目指して
国土交通省物流審議官部門では、日本における高レベルの物流システムを戦略的にアジア展開する「物流パイロット事業」を実施している。平成27年度物流パイロット事業の一環として、インドネシアにおける、効率的な海上物流網の構築を目指している。ジャワ島と各島間における地域格差の是正を
インドネシアは世界最大の島嶼国であるが、ジャワ島とその他の島々の経済格差が問題となっている。ジョコ政権は「海洋国家構想」を掲げ、海上インフラの優先的構築を目指し、ジャワ島と各島間における地域格差の是正を図ろうとしてきた。しかしながら、まだまだ物流インフラの不十分さは否めず地域経済格差の拡大につながる、として懸念されてきた。
海上物流は持続的な経済発展の鍵を握るものであり、効率的な海上物流網の構築が求めらている。こうしたことから、ジャワ島とカリマンタン島間の国内航路で実証事業を実施することになった。
トライアル輸送の実施
RORO船(貨物をトラックやトレーラに積載したまま、岸壁から船舶に積み降ろしが可能な船舶)を活用しての海陸一貫輸送を行う。このトライアル輸送は3月10日(木)から3月17日(木)の間で実施される予定。(画像はプレスリリースより)
外部リンク
国土交通省
http://www.mlit.go.jp/report/press/tokatsu01_hh_000254.html
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