インドネシアニュース

ジャカルタ地方代表議会におけるD委員会の委員長であるM Sanusi氏は、腐敗撲滅委員会（KPK）の反収賄おとり捜査に引っかかって3月31日に逮捕され、 24時間以上にわたる密度の濃い尋問を受けた。そして、4月2日の深夜に至るまで、KPKの取調室を出ることを彼は許されなかった。

Sanusi氏は心身に強い衝撃を受けており、次の尋問期日を延期してほしいとKPKに希望している。問題とされているジャカルタ北部海岸の埋め立てに関する収賄疑惑について、メディアからの質問に対してSanusi氏は回答を拒絶してた。Sanusi氏は、Agung Podomoro Land（APL）という開発業者から収賄を受けていると伝えられる。Sanusi氏は、南ジャカルタのモールでおとり捜査によって逮捕され、APL社の社長であるAriesman Widjaja.氏から賄賂として受け取ったとみられる11億4,000万ルピー（8万6,700ドル）をKPKに没収された。

Sanusi氏の兄であり、ジャカルタ地方代表議会における副議長でもある、M Taufik氏も収賄しているのではないかと疑惑の目が向けられている。

外部リンク

腐敗撲滅委員会
http://www.kpk.go.id/id