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2016-05-10 09:00

経済

トリウムベースの原子力発電を工業大臣が支持

電気
国家エネルギー評議会の報告を受けた後で
5月5日、工業大臣であるSaleh Husin 氏が、原子力エネルギーの工業利用について、「わが国にはトリウムが豊富にある」と発言した。トリウムベースの原子力発電は、ウランベースの原子力発電よりも安全だ、と学会において言われている。

国家エネルギー評議会がインドネシアは少なくとも30年間は原子力エネルギーを必要としていないと報告した後、政府が原子力エネルギー利用の見直しを検討している。そのような状況下で、今回のSaleh工業大臣の発言は、最初の推進派の発言とある。
インドネシアにおける原子力発電の経済性
東スマトラ県のBangka Belitung島には、トリウムが大量に埋蔵されており、石油や石炭を使用する火力発電より原子力発電を利用した方が安価に大量の電力を供給できるはずだ、とSaleh工業大臣は考えている。

1キロワットアワーの発電をするためには、石炭を使えば、5.6セントかかり、ガスを使えば、4.8セントかかり、風力を使えば、18.4セントかかり、太陽光線を使えば、23.5セントかかるが、トリウムを使えば、3セントですむという。

(画像はAntra Newsより)


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http://www.antaranews.com/
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