2016-05-14 22:00
経済
インドネシア政府が格付け会社に格付けの見直しを求める

大統領や財務大臣が対応
5月10日、世界的な格付け会社であるStandard & Poor's Financial Services(S&P)の定期調査に対して、大統領宮殿においてJoko Widodo大統領やBambang Brodjonegoro財務大臣が対応した。Bambang 財務大臣によれば、Joko大統領は、インドネシアが産業インフラの構築と金融政策の改善に取り組んでいることを説明し、投資格付けを上げてもらいたい、と語ったという。
投資家たちの心理に悪影響
Moody's Investors Serviceや Fitch Ratingsといった他の国債格付け会社は、すでに5年間以上もインドネシアの国債を投資適格のものとして位置付けているが、S&Pは主要な国際格付け会社の中で、ただ一社だけ、インドネシアの国債をジャンク債と位置づけて投資不適格としている。S&Pによる投資格付けの低さが、投資家たちの心理に悪影響を与えていると政府は見ている。長い間、インドネシアの補助金行政がS&Pの批判の対象とされていたが、近時にインドネシア政府が電気料金の補助金を削減した。
外部リンク
Standard & Poor's
http://www.standardandpoors.com/ja_JP/web/guest/home
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