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2015-01-23 12:00

社会

交通渋滞緩和に向け「草の根」資金援助

草の根・人間の安全保障無償資金協力
草の根レベルの活動を対象に 約10万ドルを支援
在インドネシア日本大使館は1月16日、ジャカルタ・ジャパン・クラブ(JJC)に加盟する日系自動車企業9社と連携して、ジャカルタ市内の渋滞の激しい交差点の一つであるグロラ交差点を対象に、渋滞緩和・環境改善計画への支援を行うと発表した。

これは、途上国向けに1998年に導入された「草の根・人間の安全保障無償資金協力(草の根無償)」に基づき審査が行われ、選定された支援。供与限度額は99,904ドルとなっている。

交通インフラ整備の課題は多数
インドネシアでは、著しい経済成長によって自動車所有数が増加し、都市部では深刻な交通渋滞が多く発生している。また、交通渋滞によって大気汚染や騒音問題といった交差点付近の沿道の生活環境は悪化している。

今回の支援では、ジャカルタ市内の渋滞の激しい交差点の一つであるグロラ交差点を対象に、車線改良や安全地帯、信号機、交通標識の敷設等の交差点改良を行う。

草の根レベルでの開発課題解決を目指す
日本政府はこれまでも交通渋滞緩和に向け支援を行ってきた。また、インドネシア政府も対策を講じているが、根本的な解決には至っていない。

今回のように、インドネシアで活動するNGOなどを直接支援することで、「草の根」レベルからの問題解決を目指す。

(画像はプレスリリースより)


外部リンク

プレスリリース
http://www.id.emb-japan.go.jp/news15_04j.html
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