2015-02-17 22:00
テクノロジー
NECプライベートイベントにてパノラマビデオ監視システムを初披露

スマートシティや社会インフラなど、公共設備に注力
日本電気株式会(NEC)は2月10日、ジャカルタのザ・リッツ・カールトンホテルにてプライベートイベント「NEC Innovative Solutions Fair 2015」を開催した。スマートシティの実現や社会インフラ構築に不可欠なセキュリティ関連の新技術として、顔認識技術のほか、災害時の情報管理と回復技術、ビッグデータ分析、サイバーセキュリティ、エネルギー管理など、公共性の高いものが多く展示された。
ほかにも、クラウド関連技術や、次世代小売りおよび輸送システムに関する技術が展示された。
ビックデータを利用した新サービスやパノラマビデオ監視システムを初披露
今回初めて紹介された技術として注目なのは、バスの過剰な待ち時間低減システムだ。このシステムは、ビックデータを利用し、画像や音声データを分析。遅延の原因を探るコントロールセンターを介して利用者へ情報を提供する。また、HDパノラマビデオ監視システム(PVSS)も今回初めて展示された。こちらのシステムでは、リアルタイムで3Dパノラマビデオを映し出し、180度パノラマ写真を保存することができる。もちろん、顔認識機能を搭載させることが可能。映像をオンラインで共有し、複数の機関で連携したセキュリティシステムを構築することができる。
大手電気機器メーカーがこぞってASEAN進出を図るなか、社会インフラ整備に関する新技術で一歩リードできるかの正念場だ。
外部リンク
NEC プレスリリース
http://www.nec.com/en/press/201502/global_20150210_01.html
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