• TOP
  • >
  • 社会
  • >
  • 三菱マテリアル 設備トラブルで銅6万トン減産
2015-08-09 10:00

社会

三菱マテリアル 設備トラブルで銅6万トン減産

三菱マテリアル
経常利益は従来予想より10億円減少
三菱マテリアルは、8月6日、平成28年3月期第1四半期決算短信(連結)を公表し、この中で、同社の銅製錬子会社であるインドネシア・カパー・スメルティング(PTS)が6月中旬から操業を一時停止していることを明らかにした。

原因は、製錬所の設備トラブルとしている。9月上旬の復旧に向け作業を行っているが、操業停止に伴う減産量は約6万トンになる見通しだ。

これに伴い、同社は、2015年4月から9月期の連結決算予想を下方修正し、営業利益は、従来予想より20億円減の340億円に、売上高は同300億円減の7,400億円に、経常利益は同10億円減の375億円にそれぞれ見直した。

偶発債務4,700万USドルの更正通知には異議申し立て中
また、同決算短信において、偶発債務として、PTSがインドネシア国税局から、平成21年12月期の売り上げ取り引き価格等に関し、4,700万USドルの更正通知を、平成26年12月30日付けで受けていることを明らかにした。

これに関し、PTSは、既に平成27年1月28日付けで、追徴額の一部である1,400万USドルを仮納付している。

しかし、同社は、インドネシア国税局からの通知に対し、著しく合理性を欠く見解であるとして、平成27年3月25日付けで、当局に対し異議申立書を提出しているという。


外部リンク

平成28年3月期 第1四半期決算短信(PDF)
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/03/04/pdf/kessan

三菱マテリアル株式会社
http://www.mmc.co.jp/corporate/ja/index.html
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook