インドネシアニュース

対外的逆風が国家経済の回復を遅らせており、インドネシア政府は来年の税収目標を1204兆6000億ルピーまで切り下げる必要がある、とインドネシア経済相Minister Darmin Nasution氏は12月17日に語った。

インドネシア政府は来年の税収目標を1360兆1000億ルピーに置いていた。2015年度には1294兆3000億ルピーを税収目標にして、82パーセントの1061兆3000億ルピーまで税収が期待できないことを考えると、あまりにも高望みである。

「努力した結果が伴わない間は、無理な目標を達成できると言い続けるよりも現実的になった方がよい」とも「目標が達成不可能な場合はそれを素直に認めて目標を変更した方が信用を得ることができる」ともDarmin経財相は発言した。税収が来年に28パーセントも伸びると考えるよりも、13.5パーセント程度の伸びを目標にした方が現実的である。「2016年の国家予算も早急に見直すべきだ」とDarmin経財相は述べる。

しかし、Bambang Brodjonegoro金融相は2015年の税収を確認してから2016年の国家予算を見直すことを求めている。

外部リンク

インドネシア共和国
http://www.indonesia.go.id/index.php