2016-03-31 22:00
社会
人質にとられた自国民を解放させるため軍人を海外派遣

100万ドルの身代金要求
3月26日、フィリピンのミンダナオ島に拠点をもつアルカイダ関係のテロリストグループAbu Sayyafは、インドネシア国旗を立ててインドネシアからフィリピンに向かうタグボートBrahma 12と艀Anand 12を拿捕して乗員を拉致した。官房長官であるPramono Anung氏の記者会見の内容からよれば、26日の時点では、インドネシア人の人質10人の安全に重点を置いており、100万ドルの身代金要求を掲げている犯人グループと接触する手段を政府は模索していた。
人質の首を斬るAbu Sayyaf
3月29日、Pramono氏の発表によれば、外務大臣であるRetno Marsudi氏は、現在、何らかのデータを収集しつつあり、人質解放のために警察と軍隊を派遣するように調整しているという。なお、Abu Sayyafは、誘拐と爆弾テロだけでなく、人質の首を斬ることでも知られており、東南アジアの他のテロリストグループに大きな影響力がある。
リーダーであるRadullan Sahiron氏は2001年にアメリカ人観光客を誘拐したことがあり、彼を逮捕すれば、アメリカ当局から100万ドルの賞金をもらうことができる。
外部リンク
インドネシア外務省
http://www.kemlu.go.id/en/Default.aspx
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