2016-04-27 15:00
社会
西ジャワで数百人規模の囚人たちによる暴動

数百人規模の囚人たちによる暴動
4月23日、西ジャワ県バンデンのBanceuy薬物中毒患者用刑務所において、数百人規模の囚人たちによる暴動があり、内部で放火もなされた。暴動のきっかけは、囚人の1人であったUndang Kosim氏(54歳)が23日の夜中の1時半に死亡し、刑務所側はUndang氏の自殺と発表したことだ。Undang氏は数ケ月以内に釈放される予定になっていたので、自殺する理由がなかった。そこで、Undang氏が刑務所側の拷問によって殺されたのではないかと囚人たちは考え、朝の6時半から暴動を引き起こした。
刑務所側が拷問を加えた疑い
Undang氏の遺体には殴られたり刺されたりしたような傷があったという。刑務所の中に薬物を持ち込もうとしていたと自白させようとしてUndang氏に拷問を加えたのではないかと遺族たちは疑っている。国内の刑務所を監督する正義人権省大臣であるYasonna Laoly氏によると、刑務所で検死が行われたことを確認し、「新しい進展」があったという。もしも、Undang氏の死が自殺によるものでなければ、刑務所側が処罰される初めてのケースとなる。
(画像はPikiran-Rakyatより)
外部リンク
Pikiran-Rakyat
http://www.pikiran-rakyat.com/
関連する記事
-
2017-02-13 11:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-24 18:00
-
2017-01-19 07:00
-
2017-01-18 23:45